炭の豆知識

炭の防腐作用や湿度調整など、より詳しい知識をご紹介!

木炭パワーの効果と活用例

1995年3月に鹿児島県泊町立城内小学校では木造校舎を新築した時に、校舎の床下の約1,100㎡に木炭を敷設(埋炭)をした。公的機関で実際に木炭を活用した例として注目されている。

木炭を住居の調湿剤として活用することによって、床下の気象改善のために有効であるという、本格的な実験が農林水産省のある事業として研究された結果が発表された。木炭敷設試験2年目のデータであるが、最近の住居は床下地盤からの水蒸気を防ぐために、床下地盤にコンクリートを敷いたり、ビニールシートを張ったりすることが非常に多く見られるが、これらの施行状態では、自然の循環は行われなくなり、長い年月の間にかぶされた下の土と水分が腐敗することになる。結果的にこのことは、住宅の木材やその中で生活する人間の健康に決して良いとはいえないと発表をしている。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章80頁より引用

炭の種類について

木炭には「黒炭」と「白炭」の二種類がある。

この二種類の違いは、その製造法によるのである。木を焼く時の温度と火の消し方によって異なるのだ。

「黒炭」は皆さんが知っているように、柔らかく炭が黒く手について、すぐに火はつくが、火持ちはあまりよくない。600度~800度で焼かれ、木材が完全に炭化した段階で窯を密封して火を消し、冷してから取り出したものである。

「白炭」は1000度以上の高温で焼かれて、冷す時に「消し粉」(灰と土を水で練った白い粉)を真っ赤に熱せられた炭にかけるので、白っぽく見えるので「白炭」といわれている。白炭は非常に堅くて、ノコギリでも刃がたちにくく、白炭をぶつけるとカンカンという金属のような高いきれいな音が出る。水分が少なく燃焼性が高く温度調整がしやすくて、火持ちが非常によいので、炭の中でもこの「白炭」が、木炭パワーの効果を発揮するわけである。

中でもウバメガシを素材とした備長炭は最高級品として取り扱われている。自然の恩恵を十分に含んだ木炭パワーはすべて白炭で、本書でいう木炭は白炭を指すわけである。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章80-81頁より引用

炭の浄化作用と活用例

木炭が水を浄化する秘密は、中に開いている細かい無数の穴にある。炭1グラムの表面積は、300㎡にも及ぶという。水中に炭を投じると、そうした穴からたくさんのバクテリアがすみつき、汚染物質を分解するのである。

水や空気、土地・身体・精神の浄化能力において、炭ほど手軽でかつ効力のあるものはない。

東京の玉川の支流で、生活排水のため悪臭と多量の蚊の発生で悩まされていた地元の主婦たちが、100㎏以上の木炭を数㎝の長さに砕き、重りと共に袋に入れて、排水路に沈めたのである。

その結果、次第に悪臭が消えてゆき、3年後には、川にウグイが産卵するようになり、夏の夜にはホタルの光の群れが見られるようになったという。

このニュースは、マスコミによって全国にPRされたので、今では、各地で木炭を用いた浄化を行い初めている。

家庭でも、水に入れれば、すぐにカルキ臭や塩素を吸収できて簡単な浄化ができる。

炭の浄化作用は水だけでなく、木炭の多く置いてある部屋は、非常にすがすがしい空気が漂っている。まさに「気」が浄化されているのである。

「伊勢神宮」や「薬師寺」を始めとして、殆どの京都や奈良の寺の床下に、炭が敷き詰められているのも、炭の浄化能力を活用しているのではないかと思う。

冷蔵庫やトイレの中に木炭を一つ置いておくと、他の吸臭剤よりも効果が高かったり、洗濯機の中に入れれば洗剤が要らなくなるのもそのためである。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章82-83頁より引用

炭が持つ湿度調整作用の仕組み

床下や押入、その他の場所に炭を置けば、湿気のある時は吸湿し、乾燥している時には加湿するのだ。その能力はどんなエアコンにもかなわないことがわかる。

高温で焼かれた木炭は、水分をほとんど含んでないし、しかもミクロ単位の細かい穴が高密度で分布している。この性質が木炭の素晴らしい除湿効果・温度調節効果を発揮するのだ。乾いたスポンジが水をきれいに吸うように、周囲の温度を下げることができる。また乾燥しすぎると水分を放出するのだ。

高温多湿な日本では家屋の湿度は大変に重要な問題になっている。しかも最近の家屋は保湿のために機密性が高く、結露の害を受けやすくなっている。

家具の裏側や押入の壁などには、ビックリするほどジメジメしているし、これがカビの発生源となって、結果的に住宅の寿命を縮めることになる。

元来、日本の家は木と紙で出来ていて、乾燥している時は持っている水分をはきだし、梅雨時期には湿気を吸う効果があったのである。それが木炭によってより大きな効果を発揮するわけである。

木炭による自然の効果は、神秘的までに、私たちの生活に健全なる知恵をさずけているのである。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章83-84頁より引用

炭防腐作用の活用例

かつて中国湖南省で、1972年に、約2500年前の馬王堆古墳が発掘された。

その時、地下20mの所で水浸しになっていた柩から、絹の着物にまとわれた高貴な女性の遺体が発見された。

その遺体は2500年前のものにもかかわらず、なんと死後4日後の生々しさを保っていたのである。その墓の周囲には5トンの木炭が埋められていた。中国の当時の人たちは木炭の防腐作用を知っていたわけである。

日本の古墳でも、遺体保存のために、木炭が使用されている例が確認されている。その方法は古墳時代から、奈良・平安・鎌倉時代と受け継がれ、遺骨の保存や奥州藤原三代に見られるようなミイラの保存にも木炭が使われていた。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章84-85頁より引用

電磁波の害をシャットアウトする木炭

螢光灯・テレビ・電子レンジ・OA機器・携帯電話、IC・LSIなどが内蔵されたさまざまな電子機器などは、電磁波が多量に発生するものである。とはいってもこれらの機器を一切使用しないわけにはいかない。

そこで登場するのが、現在脚光を浴びているのが、木炭である。炭をパソコンなどの電磁波の発生する場に置けば、電磁波の害をシャットアウトすることができるのである。

こうした電気的、磁力問題の全てを解決する能力が炭にあるのは、炭自体(炭素)が様々な電気やエネルギーを蓄える能力があるためと、その能力を還元して発生する能力があるためと、炭自体が多量な電子(マイナスイオン)を発生するために、人体の酸アルカリの平衡にも役立つためであるというのが現代の科学の分析である。

しかし、家庭の配電盤の上に炭を設置すると、電気代が安くなったり、自動車のエンジンの側に設置すると、ガソリン代が数割浮くという事実は現代の科学では、まだ実際には証明できてはいないのである。

最近の情報では、電気・電子機器メーカー、通信関係、住宅関係、航空機などの交通機関、船舶関係などが、木炭の電磁波遮断性に着目して、その実用化に動き出しているという。今や、自然の申し子である木炭が、バブルの申し子で先端技術を満載したコンピューター機器や家庭電化製品から出る電磁波を守るという驚異的な活動をしていることになる。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章89-90頁より引用

マイナスイオンを発生する木炭とマイナスイオンの効果

人体と電気の関係、磁気との関係は、いかに科学や医学が達した現代でもわからないことがたくさんあります。マイナスイオンが健康に良いということがいわれている。

電気というのは目に見えないが、冬場に静電気を感じることがある。こうした電気の微粒子は空気中にもたくさん浮かんでいるわけで、1000万分の1ミリ程度という小さなものである。

空気中のごく小さな電気の微粒子にも、プラスとマイナスがある。空気に含まれるイオンは、その場所の地形や気象条件などによって変化するのだ。プラスイオンが多くなったり、マイナスイオンが多くなったり、常に変化しているのである。

例えば、山の中の滝壺とか溪流のように、空気中に小さな水滴が分裂するようなところでは、周囲の空気はマイナスイオン化するのだ。大きな台風が過ぎ去ったあとも、マイナスイオンが空気中に多量に存在するのだ。

森林浴は少し風が吹いている日の方が気持ちよいものだそうだが、それは風で木々の葉がゆれてこすれて、マイナスイオンが発生するからなのだ。

反対に、都会のように、車の排気ガスや工場煤煙などで空気が汚れているところでは、プラスイオンが多くなる。プラスイオンの多いところで生活していると、慢性病が発生して、治りにくくなる。現代社会は、人間にとって便利になっているが、同時に精神的に抑圧の多いところでもあるわけである。自分の生命のエネルギーを、自分で押さえ込んで生きていかなければならない。これがストレスとなって体調を崩しておかしな反応を起こして、体の調子を悪くする原因になっている。

都会に生活する人間こそ、マイナスイオンを浴びるようにすることが必要になるわけだ。神社やお寺に行くと、とてもすがすがしい気持ちになるが、それは樹木が多いので、森林浴のような状態になるわけだが、ほとんどの神社やお寺の下にたくさんの木炭が埋められているからとも考えられる。

私たちの自然治癒力は、マイナスイオンのよって確実に高められ強くなることが分かってきた。木炭はマイナスイオンを発生する自然の空気浄化器なのである。

*大地電位の改善に木炭を埋設した実験の例を紹介する。

樹木・架空線(送電・配電線・電信・電話線など)・煙突・アンテナ塔などの空間に、大気電気を不規則に変動する条件が存在する。そしてその場所に定着している植物・動物・人間は不健康であると実地調査は述べている。

大気中の空気イオンのプラスとマイナスの比率で、プラスイオンが土地構造や樹木の種類によって影響されており、その比率の大きい地帯の植物・動物・人間は、不健康であって病気に冒されやすい。

そこでプラスイオンの多い大地に、木炭を埋設して、大地の電位を調整した実験データーがある。

(1)植物の場合・・・・年々劣勢状態が続き、収穫が少ない耕地963反歩において、優勢な生育状況を示して収穫が増大した確率は、90%であった。

(2)動物の場合・・・・飼育場付近に埋設したのは18ヵ所であったが、肥大をみとめたもの93%、乳牛の乳量が増大したもの100%、鶏の産卵率が向上したもの80%の実績があったという。

(3)人間の場合・・・・家屋付近の埋設した例は36軒であったが、病人の健康回復が、85%を示している。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章90-93頁より引用

木炭の遠赤外線がもたらす温熱効果

火のついていない木炭を持っていると、なんとなく手のひらが温かくなってくる。木炭自体は温かくないのに、何故なのだろうか?

これは木炭が発生している遠赤外線の効果なのである。

札幌の慈啓会では、遠赤外線が人体にどのように温熱効果を発揮するかを調査した。市内の5病院や自宅で寝たきりの長期療養者に対して、木炭を敷き詰めたマットに寝てもらい、手足の冷え、体の暖まり方、寝付き、臭気、疲労感、手足の痛み、倦怠感などについて質問した。その結果冷えに対して、大変良い感想が出された。

実際に肌の温度を計ってみても、普通の布団よりも、保温状態が良いことが確認されている。冷えには自分の体温で暖めていくのが自然療法の理にかなっている。自分の体温で温かくなった布団の中ほど気持ちの良いものはない。木炭の自然のパワーはまことにこの原理にかなっているのだ。

家の中で飼っているネコは、必ず木炭シーツの上で転がって寝ているそうだ。また庭に木炭を埋設した家では、イヌがいつもその上で寝ているという。

さらに、木炭を家の隅に置いたところ、ハイハイしかできない赤ちゃんが、すぐに近寄ってきて、木炭をしゃぶってしまうという。動物や赤ちゃんというのは、人間が作った社会とは別で、それだけ自然に近いわけであるから、自然の持つ木炭のパワーに無意識に、敏感に感知して、吸い寄せられていくのではないだろうか。

牧内泰道 『木炭パワーでなおる 備長炭活用健康住宅』
リーブル(1996年)第二章93-94頁より引用

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